メキシコ北東部ヌエボレオン州東シエラマドレ山地における

山地森林根系と斜面安定調査

(九州大学・Nuevo Leon大学共同研究2010

 

Version 2014/Nov./18 revised

九州大学森林保全学研究室

久保田

logo九大s   Quisiera expresar mi gratitud más profunda para ayudarme en los campos de Nuevo Leon,    LogoUANLs

al Dr. Israel Cantu Silva (UANL)  y los miembros del Defensa Civil de San Pedro

 


image002 2010年も土砂流出、周辺斜面の崩壊と緑化、警戒避難システムのあり方等について、

ヌエボレオン大学(UANL)、現地消防防災局と共同で現地調査を行いました。

 

山地開発危険状況Cero 無謀な開発例

image002 San Pedro Garza Garcia市におけるChipinque地区山地丘陵の都市開発・森林破壊と

Moterrey市での危険な斜面開発例、2010, May. image002

(森林斜面を切土し、大規模盛土も行っています。Chipinque地区では約2年に1度の頻度で、強雨による開発斜面などの崩壊が発生。)

 


 

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image002 San Pedro Garza Garcia市における山地丘陵Mirador地区の都市開発・森林破壊と測量作業状況、市の防災緊急車2010, May. image002

FEM斜面安定解析によると、この斜面は開発前の安全率Fsは約1.8に対し、切土後はFs=1.15

開発前に来襲した2005年のハリケーンEmily時の降雨を入力した非定常不飽和浸透解析後のものは

Fs=0.790と相当危険な状況になっており、雨量計と地表伸縮計で監視中。)

 


 

Chipinque根調査例2 Chipinque根調査例

◆ Chipinque地区森林斜面の根系分布調査例

 


 

◆ 当研究室では、現地ヌエボレオン大学と共同で、現地雨量観測、土壌水分観測、地表伸縮計観測、地形調査、土質試験、土壌試験、なども行っています。

 例として、警戒基準雨量は、崩壊に対しては、時間雨量が約30mm/hr以上で、総雨量約120mm以上及び体積土壌水分率約0.25m3/m3以上かつ土壌水分変化率0.2 m3/m3/hr以上(飽和透水係数:崩壊斜面で10-3オーダー)などとなっています。また、Chipinque地区森林斜面でのマツ類とクヌギ類の根の引き抜き強度の試験も行っています。詳細は改めて公表します。

 

謝辞 

 この調査に関しまして、お世話になりましたヌエボレオン自治大学森林科学部のイスラエル・カントウ博士はじめ、サンペドロ市都市開発環境部及び消防防災局の皆様に

記して感謝いたします。

 


 

 

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