Monologue

4言目:継続は意志ではなく習慣

1月に入り、受験生の皆さんはセンター試験に向けて最後の追い込みをされているところかと思います。
多くの人が第一志望の大学に合格するための目標点を設定すると思います。
900点満点の750点とか800点のように設定することも大切ですが、
もう少し細かく設定したほうが、より具体的になると思います。

例えば、
今までの模試の自己ベストは750点だから本番では780点を目指そうと思った場合、
それだけでは、30点の差をどこで埋めればよいかイマイチ定まりません。

あくまでひとつの考え方ではありますが、
例えば今までの自己ベストを模試ごとではなく科目ごとで考えてみると、
今までの模試で国語の最高点は175点、地歴の最高点は90点だった場合、
本番では国語は180点を、地歴は95点を目指そうと考えてみると
5点の差をどう埋めるかを科目ごとに検討することができ、
単純に「全体で30点上げる」と考えた時よりも具体的な戦略を練ることができるのではないでしょうか。
また本番に臨む際も
「この科目は90点の自己ベストを超えよう」
「この科目は80点の自己ベストを少しでも超えられれば全体の目標点には届く」
といったように、科目ごとに明確な目標をもって臨むことができます。

私も遥か昔にセンター試験を受けましたが、
この考え方をもってセンター試験本番に臨んだ結果、本番で自己ベストを出すことができ
自分のなかでの成功体験のひとつとなっています。
あくまで考え方のひとつでしかありませんが、参考になれば幸いです。

さて、話を前回の続きに戻します。
継続ができない人はどうすればいいのか、という問題に対する考え方のひとつとして
「意志の弱い人は意志に頼らない」という考え方があります。
絶対にやりきることのできる鋼のメンタルをお持ちの方は今までどおりでよいと思いますが、
意志の弱い人は、気持ちを入れ替えよう、強い意志をもってやりきろう、としても
結局続かず、自分の意志の弱さにまた落ち込む、、、といった悪循環に陥りがちです。
そういう人は自分の意志を信じることを一旦やめ、
継続したいことをうまく自分の習慣に組み込むことからはじめてみてはいかがでしょうか。

何かの本で、
毎日膨大な業務があるにも関わらず、毎朝4時に起床してトレーニングを行う時間を確保している社長さんについて読んだことがありますが、とにかく3週間、習慣として取り入れてしまったら、
あとはトレーニングしないことが気持ち悪いくらいになり継続できる、ということが書いてあったように記憶しています。
この方はトレーニングすることが大好きだから継続できている側面もあるかもしれませんが、
あまり気が乗らない時でも「やらないと気持ちが悪い」という感覚を持つことが
大切なのかもしれません。

「習慣化のために意外と大切だ」と個人的に感じていることは
「行動を開始するまでに必要な準備は極力少なくする」ことです。
例えば、皆さんが持っているスマートフォン。
ボタンひとつで誰でも簡単にアプリを起動できる点が非常に便利なアイテムです。
その反面、勉強中についついスマホを開きたくなってしまうのも、
アイコンをタッチするだけで起動できる、というそのプロセスの早さゆえの弊害かもしれません。

そう考えると、例えば「さぁ勉強を開始しよう」と思ったとき、
教科書を出して該当ページを開いて、ノートを開いて、筆記具出して、、、
と、行動開始の準備プロセスが多いと途中で嫌になってきて、ついスマホに手が向く、、、となるのも当然かもしれません。

つまり、習慣化のためには
「行動開始のためのプロセスは極力少なく(いつでも開始できるよう常に準備しておく)」
「とにかく3週間は続ける」
ことを試してみてはいかがでしょうか。

習慣化については書店に行けば多くの本があるので、
時間があるときにでも自分にあった方法を学んでみてください。

次回は九大の投手について触れてみます。

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