Monologue

5言目:九大の好投手

以前、選手ブログで芦谷が書いていましたが、100年を超える九大野球部の歴史のなかでプロ野球選手になった選手はいません。
ただ、多くの先輩方が社会人野球の道に進み卒業後も活躍されました。例えば一番若いところでは藤田翔平投手(H22年卒 元日本生命)、阿部雄也投手(H26年卒 元西部ガス)の2人が社会人野球に進み、都市対抗にも出場しました。
幸運なことに、私は2人とも在学時に練習を共にする機会に恵まれましたので2人の練習の様子はよく知っていますが、2人に共通するのは「人が見ていないところで黙々と走り練習する」というところです。
私も他の人の倍練習していた自負はありますが、私と2人の違いはやはり「走り込みの量」ではなかったかと今になって思います。
藤田投手はたとえ練習がオフの日でも、自分で決めたメニューがあれば必ずグラウンドに来てトレーニングや走り込みを行い(私もよくキャッチボールの相手をしていただきました)
阿部投手も毎日10キロのランというノルマを自らに課し、ただ練習するのではなく、よりキツくより効果のある練習を模索しながら取り組んでいました。(よく意味不明な練習もしていましたが、、、)
藤田投手はソフトバンク和田投手を彷彿とさせるピッチングスタイルで毎回のように1試合2桁三振を奪い、阿部投手は常時140キロ序盤〜中盤のストレートで打者を抑え込んでいたのも、そういう取り組みがあったからこそだと思います。
巷では走り込み不要論が話題になっています。その賛否について私の立場から言及しませんが、私は藤田投手や阿部投手の姿勢が投手のあるべき姿ではないかとは思っています。
そういう選手がいれば確実に他の選手の手本になるので、自然とチーム全体のレベルも引き上がります。
コーチという立場である今だと、そういう投手がいればこちらがいちいち偉そうなことを言わなくても「あいつを見習え」の一言で終わるので楽なのになぁと思います(笑)
指導者の方のなかには「エースと四番は育てられない」ということを言われる方もいますが、確かに他の選手の手本になるほどの練習に対する姿勢や取り組みはなかなか教えて身に付くものではないとは感じています。

藤田投手、阿部投手に限らず九大には多くの好投手がおりました。もっと具体的に知りたい方は九大野球部に入部していただければいつでもお教えします。

351

一覧にもどる